TOEIC振り返り

2015–05–09 (Sat) 23:57
TOEIC公開テスト受験歴

第95回(2002.12) 910(L495/R415)
第97回(2003.03) 960(L495/R465)
第99回(2003.06) 955(L480/R475)

第180回(2013.05) 930(L485/R445)
第181回(2013.06) 950(L470/R480)
第182回(2013.07) 950(L485/R465)

第195回(2014.11) 965(L485/R480)
第196回(2014.12) 965(L495/R470)
第197回(2015.01) 980(L495/R485)
第198回(2015.03) 985(L490/R495
第199回(2015.04) 990(L495/R495

2003年前後に他にもう1回945点あたり取っていた気もしますが確認できず。

2002~2003年の受験は学生のときですね。若かった!このときのTOEICは旧方式でした。
そこから実に10年のブランク。ブログの昔のエントリーにもある通り、学業/仕事時以外はほぼMMORPGにかまける生活でした。
2013年の受験は転職前、いろいろと環境の変化もあり、進路に悩んでいたときです。
2014年以降の受験は転職後です。現職場は予想以上に海外案件の扱いが多く、しかも顧客に対してタイムチャージ制を採用しているので、目に見える資格として満点が欲しくなりました。
今年の夏前に給料査定があるので、それに間に合うように…!という思惑も。会社のためにも自分のためにもなるなんて最高じゃないですか(´ε` *)

*     *     *

さて、、私の最大の問題は「何かに向けて長期スパンで頑張った経験がない(ゲーム除く)」ことでした。
受験も就職も転職も、良いところ1ヶ月ぐらいしかやる気が続かず運で乗り切ってしまった、しょうもない人間です。

初めてTOEICを受けたときも、家にあった古い模試(親の(笑)を見て、手持ちの文法書と高校のTARGET単語集をやって臨んだところ、いきなりリスニングで満点が出てしまい、2回目の受験では960点でした。運は良いみたいです。
960点は資格として大いに活躍してくれましたが、逆にこのことで完全に甘く見てしまった気がします。
巷では「900点台後半の人なら満点も狙える」と言われてますし、一般的な反応も「950点も満点もあまり変わらんやろ」という感じで、私も「受けていればいつかは運良く満点取れるかも~ウフフ」とのん気に考えてました。

でも、昨年末にTOEIC復帰したときにようやく気付いたんです。
「このままなんとなく受け続けていてもだめだ」
自覚が遅いですね。

過去の認定証を引っ張り出して自分の実力を分析してみたところ、いろいろと発見がありました。
自分の思い込みとは違って、意外とリスニングで減点されている。
リーディングは思ったよりも点が取れている反面、体感と違って意外と文章読解の減点が多い。など。
いまいち突き抜けられず、頭打ちになっている原因は何か。
私の場合は明らかに「我流の勉強しかせず、TOEIC専用の対策をしていないこと」でした。
模試類は一度も通しで解いたことがなく、TOEICの公式問題集も買っただけで放置、なのに試験の前日はロイヤル英文法を読んでいる…。
冷静に考えたらこんなやり方で「いつか満点取れる」など、おこがましさにも程がありますね。

*     *     *

では、いつまでに、どのようなやり方で目標を目指すか。

 ■性格的に長丁場は無理なので、半年以内を目指す(2015年5-6月頃まで)
 ■まずはリーディングの足りない部分を正確に知ろう。満点経験のあるリスニングは後回し
 ■TOEIC指導を生業とし、TOEICを毎回受験している人が書いた教材を使う。そこにあるテクニックの中で1つでも自分に合う物があれば良しとしよう

悩みましたが、この方針でいくことにしました。
結果的にもこれが功を奏したと思います。
また、自分が器用な性格でないのはよく自覚していたので、使用する教材は極力絞りました。

「TOEIC 新公式問題集1,2,4,5,6」
「TOEIC 公式プラクティスリスニング編」
「新TOEIC TEST 文法特急(朝日新聞出版)」
「新TOEIC TEST 文法特急2(朝日新聞出版)」
「新TOEIC TEST 900点特急 パート5&6(朝日新聞出版)」
「新TOEIC TEST 990点攻略(旺文社)」
「TOEIC TEST 990点満点英文法・語彙(明日香出版社)」
「キクタンTOEIC TEST 990(アルク)」
+++++++
<※以下は主に仕事用途で使用したが、基礎力アップに役立ったもの>
「ロイヤル英文法」
「一億人の英文法」
「総合英語Forest」
「Z会 英文法・語法のトレーニング」


こう書くと意外と多い気がしますが、この中で全ページフルに使って、かつ複数週回せたのは文法特急シリーズの3冊のみです。
後は全て学習箇所を絞りました。
解説部分やコラム・欄外部分しか読まなかったものもあります。
ですが、使った部分に関しては非常に濃い学習ができましたし、学びを得られなかった教材は無いと思っています。
公式問題集は、Part7を毎日1、2問ずつ解き進めました。必ず復習もセットです。
どんなに疲れていても、これだけは絶対頑張りました。疲れて寝てしまった日も、出社前にやりました。

もし「どの教材が良かったですか?」と聞かれたら、私は迷わず公式問題集をおすすめしたいです。
分からない問題は無いと思っていても、です。
正解に到達できるまでの時間が確実に短縮できますので。
TOEICの200問全てについて、「100%これが正解」という選択肢があればいいのですが、残念ながらそうではなく、中には「他よりもマシだからこれを選ばざるを得ない」ような問題もあります(個人的な感想です。もっと極めたらまた違うかも)。
そのような、どうしても消去法を使わないといけない問題が出てきたとき、特に1ミスさえ許されない段階になってくると、答えを選ぶのは勇気がいります。
その選択肢の曖昧さの距離感というのでしょうか、そのあたりの感覚は、本番で経験を積むか、公式問題集でないと感じ取れない部分かと思います。

始めて1、2ヶ月が一番苦しかったです。
問題自体は解けても曖昧な知識が非常に多いことに気付かされたり、知っている事柄でもTOEIC用に違う切り口から見る癖を付けないといけなかったり、紹介されているテクニックで解いてもうまくいかなかったり、私にはなかなかの苦行でした。
ですが、無理矢理にでもTOEIC用のチューニングをしたことが良かったのか、結果は割とすぐに現れてくれました。
965点から一度も点数が落ちることなく上限に到達できたのも、この苦行のおかげでしょう。
相当突き抜けた実力の持ち主でもない限り、テクニックというかTOEIC慣れは必要だと感じました。

ちなみに、一気に解いてしまうとその復習が大変なので、模試形式や通しでの練習は結局一度もしませんでした。
でもリスニングを安定させたいなら、まとまった学習も必要でしょうね。
これは反省点かつ今後の(まだやるとすれば)伸びしろだと思っています。

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